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第8章・コリーの憎しみ

食堂に行くと、ヌグは夕食のピザを用意してた。どこから材料を出したのか気になってた。

「迷惑を掛けたくない、僕にご飯を作らなくても。食う必要がないから」

「私は料理を作ることも、伝統を守るのも好きです。これからは一緒に食うなんてとてもうれしいです」と、子供のような笑顔で明かしてくれた。

…そう言われれば、もちろん断れない…

「ピザが好き…だね?」と聞かれ、僕はうなずいた。

夕食後、彼女はバスルームに入り、それが終わると僕もシャワーを浴びた。

二人とも熊の着ぐるみのようなパジャマで、彼女は白、僕は茶色でした。

寝る前に、ラミアが作ったカードゲーム「神聖な争い」を提案し、意外と人気なゲームでラミアは今でも働いていたそう。長方形のカードには、神のイラストと、通常と条件付きの2つの能力が描かれており、左上の端には攻撃方向を示す矢印が描かれていた。彼女は熱心にルールを教えてくれた。

「そろそろ寝る時間だね」ヌグが寝ぼけ眼で思い出した。

「僕はどこで寝ればいいんだ?」

初めて彼女の部屋で寝たのは、そこで倒れたから。

「一緒に寝よう…」

…気にしないが、変なことされたら心配だ…

「本当にいいの?僕は男だよ。本能が目覚めたら、どうする?」

「しないよ。お願い…」と、僕のTシャツの裾を押さえながら主張した。

…なぜそんなに物乞いするのか!?暗闇が怖いのか?

「まあ、いい…分かった」ため息をついた。

僕は壁に向かって横になった。電気を消して、僕に背を向けて横になった。彼女の尻尾が背中に当たるのを感じ、寝返りを打って彼女を傷つけてしまわないか心配した。

寝てから30分後、話しかけてきた:

「コリー、まだ起きている?」と囁いた。

「トイレに行きたいか?付き添いたいか?

「こ・子供を供扱いしないで!」怒って僕の背中に肘鉄を食らわせた。

「すまん」無理に笑った。

「階段で驚いた時…私を勇気や冷める為にしたね?コリー、私の事が嫌いの?…」しばらくして、心配そうに聞いてきた。

「嫌われる理由が有る?ヌグこそ僕の事が嫌いの?」疲れで、質問を返した。彼女は数秒間、黙っていた:

「コリーの過去が自分の言葉で聞きたい…」

「時間がかかりますが、本当に聞きたい?」

「うん…」

ため息をついた。もう思い出したくもないし、話したくもない事だった。自分の記憶をたどって、感じていたことを声に出して説明した。

子供の頃、一人で居た時間が多かった。人付き合いが悪かったわけではなく、逆に幼い頃は誰とでも付き合いがありました。

利益を出さずに、人の役に立ったり、喜んでもらったりするのが好きだった。

友達を作る理由もなく、一時的な仲間だと考えていた。

他の人とは違う考えを持っていて、それが普通だと思った。

その間にいろいろな人と出会い、でもあまり一緒に過ごすことはなかった。誰とも適合していないと感じていた。

時間が経っても夢が見つからず、自分がなぜ生きているのかわからなくなった。働いて生きるために勉強する、自分の夢や欲求を満たすために。彼らはそういうものでした。僕は納得できなかった。

何も満たされず、野心もなく、誰かを憎んだり好きになったりなかった。

目的がなく:空っぽだった。誰も応援してくれなかった、周りは些細なことで怒ったり。

14歳のとき、恋愛を含む物語を読むことで自分の夢を発見するまでは。ずっと誰かと一緒にいて、お互いに応援して悪口してくれない、馴染んでいく、想像しただけで胸がドキドキした。

しかし、その書いた愛の作家たちでさえ、そのような愛し方がしていなかった。

その経験をもとに、夢と恋は完璧に、そしてリアルに形づくられた。

もし、彼女が見つかれば、努力する理由ができ、僕のモチベーションの源になるって。それを満たすことに集中し、他にしがみつくものも失うものもなく、毎日、毎年、執拗に探した。

ただ道行く人にプロポーズすればいいというような単純なものではなく、相手がこういう考えを持っていることが必要だった。

一目惚れとか、恋に落ちるとかなんて、そんなのバカげてる。一途な愛だから。

短時間で効率的に多くの人を検索できるインターネットがあった。探してて、夢を叶えられない女からすぐに離れていた。

16歳の時、僕の夢を持っていると言う人が居たが、地球の反対側に住んでいた。彼女を会える為に、一生懸命、孤独に徹夜して彼女の言葉を学んだ。

2年間のつながりの後、彼女の国へ行き、やっとそばにいる日が来ました。外国人であることと、旅人として行くことは、人間のルールからすると3カ月しか居られなかった。

その体験が、結果的に僕の魂を形成にした。彼女が一日も一緒にいてくれず、一緒に行きたいところをすっぽかされ、友達と出かけたばかり。

無駄な時間と努力を重ねた結果、彼女の浮気が発覚し、本人も認めていた。

それが最初で最後の恋愛でした。まだ童貞だった僕は、一生を共にする相手を探す精神でいました。

満たすために、要求が厳しくなった:

一人で買い物に出て、実は友達と遊んでいた、というような嘘つきが嫌いとか。

無視されたり、何日も放置されたり、素直に返事をしなかったりするのが嫌だった。

浮気する人、相手がいるのに欲望のままに別の相手とキスや交尾をするような権利関係の友人を嫌っていた。

不幸を笑う人、人の悪口を陰で言ったり中傷したりする人、理由もなく馬鹿にする人、パートナーを騙す人が嫌いでした。

経済的安定や体格の良さを求めて、貧乏になったり醜くなったりしたら、他の人と一緒に出て行ってしまう、そういう関係も嫌いでした。

お酒を飲む女、毒だから。彼女と出来るだけ生きたかったから、考えずにのんきな人が叶えられないので、命を大切しない人が嫌いだった。

距離が有るから愛さない人は嫌いだった、そんなものはどうでもいいよかった、努力次第で短くなるから。最初から親密な関係を望んでいたことが、エッチだけしたいとは表していた。

相手と別れた人が嫌いだった、もう彼氏が居るなら僕ともう関係なかった。今の相手と別れたら、彼氏を一途で愛しなかった可能性が高かった。

僕は飲まない一途で愛したいと言う女だけ興味しかなかった。

すぐに会わないと別れると要求する人が嫌いだった。10年探していたのだから、そんなに会いたいのなら10年早く探せばよかったのに。

1年経っても見つからなかったら、努力が足りなかったかもと思い込み。

5年経つと、運が悪かった、すれ違いがなかったかもしれないと思う。

10年以上経つと、いっぱい探してて努力をしたのに、もはや運が悪いの言い訳が言えない。愛がふざける人ばかい出会って、笑えたくなくなるね。

もし、僕の夢と同じような人がいたら、きっと同じように考えるだろうと思ってた。

働かない、何処かで勉強しないでは利用する人を避けてしまうので、ニートで続けるのは役に立ちました。

そういう人ばかりではないはずと思ったから、あきらめなかった。しかし、その考えも甘かった。長年の努力で会わないわけなかったから。

人を助けても、誰も自分を助けてはくれなかった。

一人が探していたので、誰にも会わなかった。いくら努力してても、無駄だった。

僕の夢を持つ人がいなかったので、個人的にみんな同じ人間でした。誰も僕が間違っていると言う権利はなかった。特に、愛したいと思ったことのない人から。

この憎しみは、僕の夢が生み出したものであり、敵対し、長く生きれば生きるほど人が嫌いだった。

まともな人は居なかった。許せなかった、良心の意識がないと確信していた。

そんな人たちを、同じように成形されたものだから、「人間」と呼ぶようになった。

社会から目を背け、憎しみと無理な夢に心を押しつぶされた。努力する理由がなかった、誰も満たしてくれなかった。

夢が「永遠に休みたい」という相反する気持ちを生んだ。辛くて疲れていた。

目の当たりにしただけで、吐き気を催し、人間が存在的に嫌悪感を抱いた。

何百万人もの同じような人に会いました、思い出すだけで頭が痛くなり。僕の夢を持っていると言う人も居たが、建前のように正しい意味ではなかった。

あの女神が言ったように、誰も自分の役割を果たさないのであれば、無意味な努力だった。

僕が求める愛を何も知ってないのに、知っているのように話すのが嫌だった、理想の相手を見つけるまで何人と別れてた人が嫌いだった。 

残した人たちを惨めにさせて、運命を誘惑するような、許しがたい存在だった。人間の恋愛はギャンブルと同じで、偶然や因果や運命に左右されるから。一番嫌だったのは、愛が偶然と結びついたことだった。

愛がふざける人のせいで、「もう相手が要らない」とか「自分の性的指向は間違っている」とか言うメンヘラの人も居た。

メンヘラになっても、なる前にでも、一途で愛したいと言う女を見た事がなかった。

悔しいし、憎しみと寂しさが襲ってきた。人間なら不運と思うだろうが、努力が実を結ぶと、運や運命は存在しない。

先ほど申し上げたように、僕の考え方は違っていて、「普通だ」と思っていたが、子供の頃から自分が愚かだった。

人間に将来のことを馬鹿にしたように聞かれたときは、むっとしたね。誰も僕の夢が叶えないのに、無理に仕事や勉強をさせる権利はないと。僕はダメ人間か? 僕の未来が何って? 人間がいない未来。ロボットだらけの世界で暮らすより、休んでいたほうが幸せだと思った。

人間の愛がナンセンスの連続じゃないなら、何だろう。

言葉なくして良心なし、良心なくして愛なし。

言葉が悪のために使われるのであれば、言葉って何の意味があるだろうか?

病人が医者を探すように、僕が愛したい人を探していた。

もし、彼らにとって僕が間違っていると思っていたなら、どうして一人でも紹介してくれなかった?せめて、お酒が毒ではないの証拠でも見せてほしかった。

「信じられる?人間が命を大切しなかった、何度も何度も間違った決断をする余裕があった。後は、もう知っているでしょう…一人で亡くなって、不安からか。何百万という命があっても、その中のどれにも当てはまらなかった」

「…」

「僕が間違えていると言うのは間違えている。満足けどね、夢を叶えようと最後まで頑張っていた…無理だったけどね。人間なら誰でも、恋人とどうやって出会ったかを尋ねれば、偶然で成り立っていることがわかるでしょう。彼らは子供が欲しいかどうかも知らぬ、パートナーが麻薬を摂取しているかどうかも知らぬ、彼らはどんな愛を望んでいるのかも分からず、毎年毎年で好みも変わることが分かるだろう」

「…」

「ヌグ?」振り返って彼女の顔を見た、眠っていた。「聞くって言ってなかった?不愉快だっただろうね…」彼女の髪を撫で、もっとよく覆い、僕が壁に向いた。