この老獪な魔術師長が積極的に自分のもとへやってきたのは、一方で便宜を図り、他方では赤龍クルスースを叩こうとする意図があったからだ。
マシューはエクモントの一言一句を慎重に思い返し、彼の言葉に確かに破綻があったことに気づいた。しかも相手は、あえてウソをつこうとはしていないようだ。
多くの事情は、双方が心の中に知っていればいいのだ。
それを突き止めてしまうと、マシュー自身が恥ずかしくなることばかりだ。
しかし、直ぐに。
マシューはエクモントの言葉の中に一つ独特な言葉に気が付いた。
「さっき言われたのは『命乞い料』で、『保護料』ではない、と ?」
エクモントは辛抱強く説明した。
「それは巨大竜たちが七聖を筆頭とする伝説の魔法使いに支払う金で、不当に竜狩りをされないためのものなのです」。
マシューが驚愕して
「七聖は竜狩りを好むのですか?」
エクモントは首を振った。
「好むのは一人だけ。現在の三大天通りの魔法使いの一人、スーライル先生だけです」。
フィーキャピタル氏の最も優れた弟子であるスーライル先生は、竜狩りに夢中でした。
一段落、何十年前だったか、彼女は日夜を問わず、世界中を巡って巨大竜を探していました。
彼女が見つけると、彼女は自分から積極的に論争を引き起こしました。
初めて。
巨大竜達は何が起こったのか理解できなかった。
多くの短気な若い巨大竜たちは、すぐにスリエルと対立した。
その結果、彼らはスリエルのコレクション箱にある竜の鱗、ドラゴンボーン、薬酒になった。
すぐに。
スリエルの竜狩りの悪名は巨大竜の世界に広まった。
彼女がやりすぎていたからだ。
唯一生き残ったアインドの巨大竜たちは手を組むことを余儀なくされた。
主要なのは赤、白、黒、青、緑を中心とする五色の竜族で、彼らはスリエルの竜狩り行為で最も大きな被害を受けた。
五色の竜たちは手を組み、永遠のクラスター島に逃げ込んだ。
それは五色竜神バルークが天倫宮昇る典の前に物質界に散らした一滴の涙だ。
その涙が形成した島は自己完結型の世界であり、バルークはここに神力を降ろすことができる。
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