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第419章 純粔な肉体の衝突!_1

卓老は顔をしかめながらヤオチンをにらみつけ、「お前がこれ以上口を開けば、お前を川に放り投げて魚にしてやる」と冷たく言い放った。

この状況では、卓老にはもう何もできない。

唯一、後退することだけができ、ホウヒョウに暴れまわるのを見守るしかない。

堂々としたホウヒョウがシンギョクの前に立ちはだかり、その巨体はシンギョクとの間で鮮烈な対比を生み出した。

「君の肉体が無敵だという話を聞いたが、今日こそその眼で確かめてみたい」とホウヒョウは無愛想に言った。

「大宗師の境地に達して以来、同等の者の中では私の敵はいない。甚だしきに至っては、私の防御を破ることさえできない。君については、それ以外のこともあまり変わらないだろう。

ホウヒョウのオーラが急上昇すると同時に、彼の発言に続いた。

彼の逞しい体躯が、その瞬間再び膨張した!

黒金色の肌は、瞬時に光彩を放ち、まるで金色の鎧をまとったかのようだった!

その圧倒的な威圧感には、思わず息を飲むことしかできなかった!

一方、シンギョクの身体は乏しく見えた。

果たしてシンギョクは、ホウヒョウの一撃に耐えることができるのだろうかと、疑念を抱かざるを得なかった。

「さあ、君の肉体を見せてもらおう」とホウヒョウは冷静に告げた。

シンギョクはホウヒョウを見つめながら頷き、「君の肉体はなかなかだ。ここまで鍛え上げるのに苦労しただろう。ここで死ぬ気なのか?」と返答した。

ホウヒョウの顔色が一瞬怒りに変わり、砂鍋のような拳を握って立ち上がり、シンギョクに対して容赦無く殴り下ろした!

これこそが最も純粋な肉体の力!強大な圧迫感が、シンギョクの足元の地面を陥没させた!

その風圧だけでも石が舞い上がり、その一撃の強さは考えるだけで恐ろしい!

「さすがは横断大宗師だ!」と卓老も感嘆した。

「轟!」

その拳は、シンギョクの胸部にまっすぐに当たった。

シンギョクの姿は、三歩下がった。

しかし彼の顔には、痛みの色が全く見えなかった。

「まあまあだな。」シンギョクは胸部の埃をはたき落としながら、頷き返した。

黄彪は冷笑して言った。「見栄を張っただけで、五臓六腑は揺さぶられて崩れているのでは?」

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