ジャスミンは目の前の光景を目にして、口をぽかんと開けた。
チェリー姫は快感に身悶えながら、もっとして欲しいとあえぎ声を上げ、王様は唸りながら彼女を激しく突いていた。
「そう!もっと激しく突いて!」と彼女は喘ぎながら言った。
彼はさらに激しく押し込むたびに唸り声を上げ続けた。
ジャスミンはここにいるべきではないと感じた。
この場面を目撃すべきではないのに、部屋を出ることができなかった。
「私の姉よりもっと激しく突いて!」とチェリーは彼が出し入れを続ける中、うめき声を上げた。
ジャスミンはその言葉に絶対的なショックを受け、顔が真っ白になった。
どうしてこんなことが言えるのか、そして誰に対しても優しい女王様がこんな仕打ちを受けなければならないのか。
姫は自分が姉の夫と寝ていることを公然と認めていた。
そして王様は彼女の命令に従うだけだった。
ジャスミンは怒りが込み上げてくるのを感じた。
女王様はこんな仕打ちを受ける筋合いはない。
まだ覗いていた彼女は、うっかり身を乗り出しすぎてしまい、サイドテーブルの花瓶が落ちて粉々に砕けた。
彼女はハッとして振り返った。
案の定、二人は音を聞いて止まっていた。
「誰だ?!」と王様の低い声が響いた。
ジャスミンは小さくガスプすると、見つかる前に部屋から逃げ出した。
どうして自分はいつも王様と姫が密会しているところに出くわしてしまうのだろう。
彼女は急いで柱の陰に隠れた。
王様の足音が近づいてくるのを聞いて、息を止めた。
彼女が隠れている辺りで王様は立ち止まり、ジャスミンは恐怖と祈りを込めて目を閉じた。
彼は眉をひそめて辺りを見回し、彼女が隠れている巨大な柱の方に向かって歩み寄った。
彼の足音が近づくにつれ、彼女は息を殺した。
これで終わりだ、ジャスミンは思った、捕まってしまう。
王様がもう一歩近づいて彼女を見つけそうになった瞬間、何人かの声が彼を止めた。
「陛下。」誰かが言った。「お探ししておりました。」
「陛下、我々の群れの問題についてまだ議論していません。」別の声が言った。「それぞれの群れに戻る前に、みんなで話し合った方がよいと思うのですが、いかがでしょうか?」
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