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第297章 卑劣無恥!(3更!)

重要なことに葉辰は相手の気配が非常に強いことに気づいた!

医術と武道でこれほどの成就を得られるのは、天賦の才があるということだ。

群衆は自然と道を開けた。

項承東は直接台上に上がり、皆を一瞥して笑いながら言った。「私はずっと武道界のために何かをしたいと思っていましたが、これまで人々を救う以外に何も成し遂げられませんでした。私にはできませんでしたが、薬盟には優秀な人材が次々と現れています。

今回、皆様に一流の丹薬師をご紹介したいと思います。趙林濤、趙大師です!

この方は薬盟に数十年在籍し、科学技術で丹薬を練ることは本当に感嘆するばかりで、間違いなく開拓者です!今日、三品丹薬の調合に成功すれば!それは歴史に残る日となるでしょう。私項承東は皆様と共にその瞬間を目撃したいと思います!」

雷のような拍手喝采!

無数の視線が広場中央の丹炉の前に立つ趙大師に向けられた。

趙大師は非常に満足げで、さらに葉辰の方向にちらりと目を向けた。

軽蔑と冷たさが極めて明白だった。

台上の項承東は続けて言った。「私は無駄話が嫌いですし、丹薬を練るのは時を選ぶものです。もう多くは語りません。これからは趙大師にお任せしましょう!」

趙大師は頷き、目を丹炉に向けると、大師の風格が自然と漂い出た!

この一手の構えだけで、群衆は万分の賞賛を送った!

「さすが大師だ、全身から漂う気迫が並じゃない。」

「薬盟は今回きっと台頭するだろう。」

「そうだな、項老はこの趙大師をかなり重視しているようだ。」

「重視しないわけがないだろう。項承東はこれだけの人を招待したんだ。成功するかどうかは全て趙大師一人にかかっている。もし問題が起これば、項承東の面子が丸つぶれだ。」

群衆は様々な議論を交わしていた。

そのとき、ある人が立ち上がって言った。「項理事長、丹薬を練る前に、一言申し上げてもよろしいでしょうか。」

項承東は眉をひそめた。この時に邪魔されて不快そうだった。彼はその人を見て冷たく言った。「話があるなら言いなさい。趙大師の作業の邪魔はするな。」

老人は急いで言った。「項理事長、この件は趙大師に関することなのです。」

ん?

項承東は困惑した表情で尋ねた。「一体何の話だ?」

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