第448章 守護者！（3更！）

江剣鋒はすでに江老爺の側に来ており、真剣な眼差しで、失礼を顧みず直接言った：「お父さん、今こそ葉辰が助けを必要としている時です。私たちが手を差し伸べなければ、本当に手遅れになってしまいます！」

江老爺は目を細め、確かに手を貸そうと考えていたが、もし本当に葉辰を助ければ、間違いなく血盟を敵に回すことになる！

利害を総合的に考えると、江家にとっては不利なことばかりだ！

江剣鋒は老爺がまだ決断を下していないのを見て、もはや躊躇わず、葉辰の方向へ飛んでいった！

彼は葉辰を助けようと決意した！

その時、二人の痩せこけた老人が武道台の上に一歩で跨ぎ上がった！

「皆、止まれ！」

その声は轟く雷のように四方八方に響き渡った！

目に見えない威圧が全てを束縛した！

この瞬間、全員が手を止め、武道台の二人の痩せた老人に視線を向けた！

彼らが老人の腰の玉佩を見た時、顔色が変わった。なぜならこの二人の老人は守護者だったからだ！

武道台の規則を守り、さらには武道界を守る者！

誰も疑問を呈することはできない！

守護者の命令に従わないのは、まさに死を求めるようなものだ！

全員が止まった瞬間、一つの黒い影が急速に閃いた！

「剣よ、来たれ！」

一声の怒号と共に、斬竜剣が葉辰の手に握られ、そして血盟の老者に向かって切り付けられた！

この一撃、血竜が渦巻き、殺気が放たれ、枯れ木を押し倒すような力が狂風暴雨となった！

彼の秘法はもうすぐ終わる。五分が経過すれば、相手を殺すのは困難になる！

葉辰は当然諦めるわけにはいかない。守護者のことは？

ふん！

血盟の老者は顔色を変え、葉辰が守護者の面子すら無視するとは思いもよらず、慌てて扇子を取り出した！

二つの力が突然衝突した！

体育館全体が揺れ動いたかのようだった！

血盟老者の手にある扇子は直ちに粉々になった！

続いて、葉辰の姿は素早く後退し、体が揺らいだ。

一方、血盟の老者は腕に強い痺れを感じ、思わず冷気を吸い込んだ。

ドン！

気波が爆発し、血盟の老者は十数メートルも吹き飛ばされ、地面に激しく叩きつけられた。

彼の悲鳴はほとんど聞こえないほどだった。

まさか自分がこの小僧に傷つけられるとは？

重要なのは、この小僧は死を恐れないのか？