この原石は非常に大きく、少なくとも五百斤はあるだろう。それは現場に置かれ、非常に目立つ。
シンギョクは石をたたいて、話し始めようとすると、そのときに魏江が走ってきて言った。「シンギョク、こんなに大きな原石はお金がかかるよ。」
シンギョクは笑って言った。「問題ない、中に何か出てくれればそれでいいんだよ。」
魏江はそれを見て、提案した。「邱大師に見てもらったらどうだろう。」
「それは…必要ないんじゃないか?」とシンギョクは眉をひそめて言った。
彼は原石の中の霊気を感じることができるので、邱峰に見てもらう必要はなかった。
しかし、魏江の好意を断ることはできず、シンギョクも仕方なく了承した。
その後、魏江は邱峰を連れてシンギョクのところへやってきた。
「邱大師、この原石はどう思われますか?」と魏江が尋ねた。
邱峰は前に進み、原石の前で一回転した。
そして彼は手を原石に当てて触り始めた。
数分後、邱峰は頭を振って言った。「これはゴミだよ、買うのはオススメしない。」
「シンギョク、聞いたか?買うのはやめておけ。」と魏江が急いで言った。
しかし、シンギョクは丁寧に言った。「邱大師、私はこの原石がとても気に入っていますし、中には私が欲しいものが必ずあると思います。」
邱峰は嘲笑して言った。「あなたたち初心者は何もわかっていない。大きいものを買いたがるだけで、商人はあなたたちのような人をだましているんだよ!」
しかし、シンギョクは気にしない様子で、笑って何も言い返さなかった。
「この原石を切ってもらえますか?」とシンギョクはスタッフの方に声をかけた。
しばらくすると、一人の男性スタッフがシンギョクのところにやってきた。
「お客様、この原石の価格は三千二百万です。本当に切りますか?」とスタッフが訊いた。
「三千二百万?」と魏江は顔色を変えて言った。
彼は急いで言った。「シンギョク、あなたが今お金に困っていないのは知っている。でも、お金をこんなに使うものではない! 緑色がでても出なくても、回収するのはとても難しいよ。」
「それに邱大师が言ったじゃないですか、これはただのごみだと!」
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