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128 3通の手紙_2

「私がルールを破ったというんだな。

ふふ、本当に笑えるよ。明らかに彼ら自身が怠けて働きたくないんだからさ。

監督者が言っていたことは明々白々だ。

働けば報われるという原則が、なぜ彼らには理解できないんだ?

もう話すのはやめるわ。

私は寝る必要がある。

明日は早起きをして、何時間も働いて、あの怠け者たちを怒らせよう!

(最後に、再び申し訳ありません。当初、オークの商会を助けることを約束したのに、果たせませんでした。)

(この手紙を行ったり来たり書いている間に二週間が経ちました。文法の順序がひっくり返っている箇所があれば、指摘して返送してくれると感謝します。)」

……

読み終わった後。

マシューは黙って一分間座った。

この手紙の問題点はあまりにも多いが、よく考えれば、それがなんとも理にかなっている。

彼の心は五色に塗り分けられるようだった。

ジャンゴ人がコールドシティの人々に排除されることは驚くことではない。雨林の人々の野蛮な習慣を認めることができる人は皆ではないからだ。

もし、この事態が発生したときにマシューがそこにいたなら、多少の余地はあったかもしれない。

しかし今ではすでに全てが決まってしまっている。

マシューは少し残念に思った。

手紙の中でルミエが言及した"鈎鎌が調停を尽力した"ということについて、マシューは全く信じていない。

結局は、あの陰険なス族の人間が裏で手を回したかもしれない!

しかし、マシューがそんなことで鈎鎌と対立する可能性はない。

言ってしまえば、彼はルミエのただの友人に過ぎない。

ルミエこそが未来の雨林の王であり、ジャンゴ人の運命は彼ら自身の手に握られている。

マシューが提供できるのは、せいぜい幾分かの助言と手の届く範囲での助けだけだ。

その手紙の中で彼が我慢できなかった本当の内容は。

それはルミエが北に向かって仕事をしながら、炭鉱の賃金が高く福利厚生がいいことについて考える部分だ。

「ディーブルーポートの波止場は本当に英才散在で、ちょっと歩くだけで出会う搬送人は恐らくが第4ステージか第5ステージの強者だろう...」

マシューは心の中でため息をついた。

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