第240章 結末！ (その1 推薦票お願いします！)

応擎からのメッセージを見た瞬間、葉辰だけでなく、雷樹偉も息を飲んだ。

突然、雷樹偉は何かを思い出したように言った。「応擎がメッセージを送れるなら、なぜあなただけに送るんだ？少し変だな。」

葉辰は頷いて言った。「でも今のところ、このメッセージが唯一の手がかりだ。」

次の瞬間、メッセージの内容が表示された。

数文字だけだった。

「葉辰、絶望を経験したことがあるか？」

葉辰は眉をしかめた。このメッセージは応擎が送ったものではないと確信した。

応擎は自分の名前を直接呼ぶことはないし、このような無意味な言葉を言うこともない。

葉辰は電話をかけようとしたが、また圏外になってしまった。

「葉さん、これは暗号化されたネットワークメッセージです。発信源を追跡するのは難しいでしょう。」

「しかし、相手がこのメッセージを送ってきたということは、応擎はまだ無事である可能性があります。彼の携帯電話の認証方法は非常に複雑ですから。」

葉辰は頷いた。彼の瞳は暗く深遠で、何かを思い出したように尋ねた。「武皇社についてどれくらい知っているか。」

「葉さん、実はここ数年、竜魂と武皇社は何度も接触がありました。島国のやつらはいつも落ち着きがなく、武皇社は彼らの信仰として、常に復活の兆しがありました。

我々竜魂は以前、華夏海域で武皇社と衝突し、両者とも大きな損害を受け、我々は7人の隊員を失いました……

武皇社の背後の指導者は北野武で、非常に強力で、信者は10万人もいます！島国では、この北野武はほとんど神のような存在として扱われています。」

「しかし、一つ奇妙なことがあります。以前は武皇社が派遣した人員は竜魂突撃隊で対処できましたが、今回竜魂が全滅したということは、おそらく武皇社の極めて強力な存在に遭遇したのでしょう。

このような相手に対しては、熱兵器でもあまり効果がありません。」

葉辰は深い思考に陥った。

応擎が事件に巻き込まれたのは、実は大部分が自分のせいだった。

結局のところ、この武皇社の連中は自分を狙ってきたのだ。江城で武皇社のメンバーを何人か殺したため、彼らが今回江南省に来たのは、自分への報復のためだろう。

あの脅迫めいたメッセージがその証拠だ。

そのとき、彼の携帯電話が再び鳴った。

今度は、奇妙なリンクだった。