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第139章 異象!地震!(推薦票募集中!)

崑崙虚のことは置いておいて、今回の武道台のことだけでも。

羅雲天の力を借りなければ、負傷せずに袁景福を倒すことはできなかっただろうが、相手を殺すこともできなかっただろう。

袁景福は宗師ランキングで四百位以内、つまり華夏には少なくとも四百人の宗師が彼より強いということだ。

真の強者がどれほど強いのか、誰も知らない。

葉辰が深く考えているとき、羅雲天の声が響いた。「私にはあと二時間の時間がある。この二時間で、私の生涯の学びをできる限り伝授しよう。どれだけ悟れるかは、お前の縁次第だ。目を閉じて、周天を運転し、丹田の真気を極限まで高めろ……」

「はい」

葉辰は足を組んで座り、何かを思い出したように、前回特別に取っておいた二つの極品丹薬を取り出して服用し、すぐに『九天玄陽決』を運転させた。すると、金色の気が体から溢れ出した。

羅雲天は少し驚き、不思議そうに言った。「お前の功法の品級はなかなかだな。しかもお前に極めて適している。輪廻墓地がなければ、夭折さえしなければ、お前の将来の成就は計り知れないものになっただろう」

そう言うと、彼は指で印を結び、極めて強い気勢を一本の指に凝縮させた。

そして葉辰の眉間に一指を点じた!

瞬時に、部屋全体が暗闇に包まれ、その暗闇の中に星辰が幻化した。

無数の星の光が葉辰の丹田に流れ込んだ。

「葉辰?」

羅雲天が声を掛けた。その声には少し嗄れた響きがあった。

葉辰が目を開くと、目の前の羅雲天を不思議そうに見つめた。羅雲天の実体のあった影が徐々に弱まっていくのに気付いた。

どんどん薄くなっていく!

それだけでなく、彼は脳裏に強大な情報が流れ込むのを感じた!

様々な武技や心法!さらには無数の戦闘シーン!ただし、これらの記憶は断片的だった。

彼には完全に吸収することはできないようだった。

「お前は輪廻墓主として、百人の大能の指導を受けられる立場にある。今、私を師と呼んでくれないか?私は自分の武学が世から消えることを本当に望まない」

葉辰は感動して言った。「師匠」

羅雲天は三度「よし」と言った。「よし、よし、よし!私の人生も無駄ではなかった!願わくば、我々がまた会える機会があることを!」

言葉が落ちると、羅雲天の幻影は完全に消散し、さらに一筋の星の光となって葉辰の眉間に入り込んだ。

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