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093 待ち伏せ

[融合成功、あなたは【電磁スキャン戦術ゴーグル】を開発しました!]

「ほう?」

韓瀟は眉を上げた。これは彼が欲しかったものではなかったが、スナイパーには少し役立つかもしれない。熱画像よりも正確で、壁を透過してスキャンできる。スコープに使えば、壁越しの狙撃がより正確になるだろう。

「もう一度」

[……今回は経験値3万を消費します]

[融合成功、あなたは【電磁パルスジャマー】を開発しました!]

「これだ」韓瀟は頷いた。この組み合わせの設計図は多く、電磁パルスジャマーはその中でも一般的な設計図の一つで、出現確率が高かった。ジャマー以外にも彼の要求を満たす設計図がいくつかあったが、彼は三回目の融合のための経験値も用意していたので、これで経験値を節約できた。

電磁パルスジャマー、これは有名なもので、つまりMMP...いや違った、EMPだ。

砂漠には載具が不足していない。スナイパーとして、距離の制御が重要で、対載具用のジャマーは必須だった。

そうそう、高威力の爆弾、地雷、罠もまだ足りない。

顎に手を当てながら、韓瀟は突然目を輝かせ、新しいアイデアを思いついた。

「今回は融合する必要はないかもしれない。自作を試してみよう!」

以前はプレイヤーたちは自作機能の利用が限られていたが、彼は実際に知識を理解し、知識や他の設計図の原理を組み合わせて、新しい設計図を作り出すことができる。自身の知識で構想の細部を補完できる。自作機能で長期の研究開発プロセスを省略し、もしかしたら強力な設計図を前倒しで研究できるかもしれない。

高燃弾薬の核心原理は非常に燃えやすいガスだ。このガスをより大きなコンテナに圧縮すれば、威力も上がり、フラグメント地雷に劣らないだろう。

爆発式地雷を作るなら、火薬と弾丸を追加する必要がある。そうなると密封された高燃ガスの点火方式を考える必要がある。韓瀟は考えた末、爆弾の内部を層に分け、高燃ガスと不活性ガスを中和させて一つの層に密封し、機関を一つ残して遅延トリガーを設置することにした。時間が来れば自動的に開き、ガスが火薬に漏れ出して直接点火爆発する仕組みだ。

しかし自作するなら、韓瀟は思い切って完成品の多様な威力を追加し、ハイム弾の原理も組み込むことにした。

やるぞやるぞ!

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