第151章 悪魔が来た！（推薦票募集中！）

「どうか私を殺してください！お願いです！」川崎右野は力なく言った。

彼は尊厳もなく哀願した！

葉辰は高みから川崎右野を見下ろし、両手を背中で組んで、冷たい声で言った。「殺してほしい？かつて私の部下がそうやって哀願した時、お前は聞き入れたのか？」

その言葉を聞いて、川崎右野は突然天正グループでの光景を思い出し、発狂しそうになった！

あの時は単にあの連中を踏みつぶし、数人の手足を潰しただけだ！しかしお前は本当に拷問しているじゃないか！

武皇社の最強の戦士でさえ耐えられないぞ！

悪魔め！

華夏にこんな悪魔がいるなんて！

もはや何も気にせず、彼は叫んだ。「華夏の小僧、私は死んでもお前を許さない！私が死んだら、北野武さまが、大日帝国の武皇が必ずお前を見つけ出し、完全に抹殺するだろう！」

「お前はまだ幽霊になりたいのか？」葉辰は冷たく笑った。「自分を買いかぶりすぎだな。今日、お前の魂も消し去ってやる！」

言葉が落ちると、葉辰は指で印を結び、一本の指を川崎右野の眉間に押し当てた！

川崎右野の瞳孔は次第に開いていき、自分の魂が何かの力で粉々に砕かれていくのを感じ、暗闇の深みから来る恐怖が彼を包み込んだ。

耐え難い苦痛と苦悩。

彼は地面に倒れ、生死不明となった。

葉辰はこれらをすべて終えると、悠然と呂沢文の方へ歩み寄った。

呂沢文は全過程を目撃していた。彼はただの一般人で、こんな恐ろしい殺人方法を見たことがなかった！

彼は周りを見回した。このホテルの部屋の中で、自分以外に生きている者は誰もいなかった！

この男は一体どんな存在なんだ！

天正グループに入って以来、彼はこの男がグループの裏の舵取り役で、人脈も資源も極めて豊富だということを薄々知っていた！

自分の上司の沈海華さえも非常に敬意を払っている！

彼はこの男が単なる江城の家族の若旦那だと思っていた。

しかし誰がこいつが完全な悪魔だとは想像できただろう！

彼は体を震わせ、全身汗びっしょりで、泣き出してしまった！

そのとき、突然の轟音！

川崎右野の体が突然爆裂した！

それだけでなく、黒い影が彼の体から這い出し、冷たい顔を形作った。

老いてはいたが、圧倒的な気迫を放っていた。

葉辰も何かに気付いたようで、振り返ってその顔を凝視した。

「島国がこんな華夏の秘術を使えるとは？」